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漣を手繰る
1人720分GM/KP 必須オンライン / パッケージ
💜 2,624 スキ (BOOTH)
まだ肌寒い 春先の朝 貴方はどうしてか、柔く霧が立ち込める道の真ん中に立っている。 自分がこんな所に立っている理由が、貴方には分からなかった。 潮の香りが鼻腔を抜けて肺に落ちる。 遠くで、小鳥の囀りが聞こえて、 真後ろからは重たい何かを引きずる音が聞こえた。 貴方は反射的に、振り返る。 眼前にあったのは淀んだ海と、血に濡れた袋を引き摺るひと。 「いまから 死体を海に流すから そこで見ていて。」 その人はあなたを見つめて、そう言葉を放つ。 袋 もとい、死体は引き摺られ放り投げられた。 ___________ 「君は僕の神様で、それだけは確かだったよ。」 ___________ それは、誰も知らないふたりだけのはなし。 どこかの図書館の片隅に置かれた、ふたりのための神話。
評価スコア
登録数75%
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