TRPG
6フィート下で待って
2人360分GM/KP 必須2025年7月25日オンライン / パッケージ
💜 1,265 スキ (BOOTH)
静寂の揺り籠に乗せられて、いつの間にかまどろんでしまっていたらしい。まばらに降りそそぐ陽光が、眠りの海を揺蕩っていた意識を照らしだし、徐々に醒めさせてゆく。探索者はゆっくりとまぶたを上げた。 車窓から望める景色は色彩なき無機質な街の様相から、豊かなみどりがざわめく森のものへと移ろっていた。見渡す限り木々が茂っている様は、ともすれば、童話の世界に紛れこんだかのような錯覚をさせるかもしれない。散策するのもよいだろうが、チェックインまではお預けだ。 しばらく送迎バスに揺られていれば、古城めいた雰囲気を醸す建物が見えてくるだろう。石造りの尖塔は、ゴシック様式を体現している。 ホテル・ローズマリー。神秘的な森のなか、日常からの脱却と忘れられない魅惑の体験を──という文句が売りの、最近話題になっているホテルであった。 探索者がそこへと向かうことになった理由はさまざまであろう。偶然予約が取れた、友人に勧められた、ペアチケットを譲り受けた、あるいは懸賞に当選した……。いずれにせよ、貴方がホテル・ローズマリーにて2泊3日の休養をすることになっていることだけは、確かな事実である。
評価スコア
登録数69%
この作品が好きな人へのオススメ
同じ作者: 白河夜堂
同じ作者: 白河夜堂
同じ作者: 白河夜堂
同じタグ: 現代海外・ホラー





