TRPG
朝顔の花一時
1〜2人30分GM/KP 必須オンライン / パッケージ
💜 1,123 スキ (BOOTH)
――あなたは悩みがある。 今までずっと抱えてきた、誰にも相談できなかった悩みが。 うだるような暑い熱帯夜の中、うんうんと唸っていると、誰かが自分の部屋の窓に小石を投げつけるような音がした。 びくりと肩を震わせたあなたは確認しようと、懐中電灯代わりに携帯電話に手を伸ばす。 そうして気付いた。 携帯電話にはKPCからのメッセージで溢れかえっていた。 「ねえ、これからそっち行っていい?」 「夏も終わりだし、なんかしたくてさあ」 「あのさ、花火とかしない?」 がらり、窓を開けると次の一石を投じようとしていたらしいKPCとぱちり、目が合う。 「返事なかったけど、遊び来ちゃった!」 へらりと子供のように笑った彼のことを誰が責められようか。 「――今、降りるから待って、」 ちらりと部屋の時計を見やれば時刻はもう0時を回っていた。 悪いことをしているような、そんな気持ちに少し胸が逸る。 ふたりの夜は始まったばかりだ。
評価スコア
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